Tsumi-ki


“Tsumi-ki” for Re-sohko exhibition design competition

森が家具になるまで
1本の杉の木が、伐採され、製材され、圧縮され家具となってゆく過程を、展示空間としてデザインしました。
1つ1つの什器は、圧縮率の異なる木材やまだ製材されていない丸太等を積み重ねています。杉の森が家具になるまでの間に経てきた様々な工程や、材料が圧縮される様を視覚的に表現しています。
製材の際に不要となる杉枝も利用し、エントランスや展示空間に活け、整然と並ぶ杉の森の象徴として生き返らせます。屋外のテラスにもベンチである什器を設置して、まちへ開放し、展示に興味を持ってもらうきっかけの場としました。

images and text by fumika morito + shingei katsu.