


「青海三丁目 地先の肖像 I」作品集 販売中
https://minne.com/items/32201493
プロジェクト詳細
青海三丁目 地先の肖像 The Portrait of Aomi 3-chome Frontier
for Tokyo Biennale 2020/2021 Social Dive Project
https://25-architects.com/2020/02/24/青海三丁目-地先の肖像/
「青海三丁目 地先の肖像 I」作品集 販売中
https://minne.com/items/32201493
プロジェクト詳細
青海三丁目 地先の肖像 The Portrait of Aomi 3-chome Frontier
for Tokyo Biennale 2020/2021 Social Dive Project
https://25-architects.com/2020/02/24/青海三丁目-地先の肖像/
平泉の大工さんやクライアントと相談しながら作り上げた、築40年の木造家屋のリノベーション計画。
母屋にあるキッチンは、見せる収納を多く取り入れた、明るく開放的な料理作家の仕事場となった。キッチン天井の照明器具は一関の夜空に広がる星座を意識したデザインとし、遊び心も取り入れた。隣り合う食品庫にもシンクを設け、下ごしらえなどがしやすいようにしている。
浴室は底上げして入口部の段差を減らすとともに、冬でも暖かいように電気式床暖房を設置した。長年使用されていた檜葉の浴槽は鉋掛けして再利用している。
新旧が随所で交わるこの家にて、更なる年月が編まれることを願っている。
料理作家・豊村薫さんの『薫風農園』
https://kunpu-noen.com/
『ミセス』2019年7月号掲載
https://mrsplus.net/lifestyle/私の台所/
『天然生活』2019年11月号掲載
https://tennenseikatsu.jp/_ct/17303494
photo by fumika morito.
静岡県掛川市の土と市民から提供される茶殻を使用し、「お茶の葉入り日干しレンガ」を作製した。これをを積み上げて構造物とし、青空茶室として掛川市庁舎前に屋外展示を行った。
茶殻の収集のために市民への呼びかけから始まり、500 個を超えるひとつひとつのレンガの作製も市民の参加によるものである。
「お茶の葉入り日干しレンガ」という新しいマテリアル開発のために、度重なる試作と強度実験を行った。
このプロジェクトはADAN Architects of the Year 2017「越境プロジェクト」展にも展示された。
http://www.adan.or.jp/news/event/1832
建築設計06「越境プロジェクトを求めて」掲載
http://www.store.adan.or.jp/items/10194166
JIA ゴールデンキューブ賞2019/2020 組織部門 特別賞受賞
http://www.jiagoldencubes.com/result.html
by fumika morito.
site area: 95.13m2
building area: 55.60m2
gross floor area: 98.32m2
number of stories: 2
日本に住むオーストラリア人の兄弟夫妻がその両親や家族とともに余暇を過ごすための別荘として計画された。敷地は成田空港からも近い千葉の外房の地、太平洋に面した海岸沿いにある。敷地眼下に広がる海の眺望を最大に取り入れつつ、家族それぞれが静かに過ごす事のできる空間を計画した。
建築は、過酷な自然環境と対峙する海岸に置かれたキューブが家族を包み込むイメージからスタートした。そのキューブをGLより+約3000浮いた空中に鉄骨と木の混構造の架構として配し、南西方向に大開口を設けることで海の眺望を最大限に生かした。また、水平線の彼方には兄弟夫婦の故郷オーストラリアが位置する。
この海へと開かれたキューブはリビングスペースであり、建築の中心的空間となっている。キューブの周囲へ補助的空間を付加し、多角形とキューブの複合した形態となった。この形態は施主家族、兄ジュリアンと弟ステファンの空間への好みの「複合と対立」を表現しているとも言えるだろう。兄ジュリアンは幾何学的形態への好みと、クロウズ・ネスト的な小空間への好みを表明していた。一方で、弟ステファンは、空間の最大化を常に理想としており、1ミリでも天井を高く、また可能な限り空間を遮る要素を減らすことを要求した。その結果、リビング上部へのロフトや、そこから潜戸を抜けて出る小さなルーフテラス、リビンクに隣接するキッチン、小さな三角形のバルコニー、本棚スペース、そういった小空間がそれぞれの空間性を保ちながらもリビングと連続的に接続する内部空間となった。下階の二つの寝室や、浴室、トイレ等も鉄骨階段のある土間の吹き抜けを介し、上階の大空間と一体化する。小空間を大事にしつつもキューブによって立体的に大きな気積を成立させることで、ミニマムだが窮屈さを感じさせない建築を実現した。
外装は、海からの絶え間ない潮風や砂といった厳しい自然環境への応答として、鵜原の伝統的漁村や海岸部のインフラ設備から着想を得て、焼杉及び亜鉛鍍金処理した鋼材を用い、バナキュラーの現代的実践を目指した。
このプロジェクトで挑戦したこととして、建築を介したコミュニケーションの新しい形態の模索がある。小さな建築が完成するまでに膨大なやり取りが行われ、沢山の人々が関わることは世界中で度々起こっていることだろうし、建築家にとっても珍しいことではない。しかしやり取りの軌跡や感情はその家族にとって一度きりのものであり、建築体験の重要な部分であると言えるのではないか。コミュニケーションのプロセスを通じた建築体験を、どのように記録し、後世に伝達することができるのか。
1つの試みは、和室の寝室に設置した「鵜原ユートピア」と題した障子絵の製作である。「鵜原理想郷」とは敷地付近にある実際の地名だ。都市史学者である兄とアートコレクターである弟の両者に捧げるトリビュートとして製作した、建築表現と芸術表現の混紡としての作品である。すでに一種の職人術と化してしまった手描きによる建築図面表現を用い、敷地環境を緻密なドローイングとして描き出した。竣工時の集落と建築の姿を書き留めた記録でもあるこの障子絵は、昼は外の光によって浮かび上がり、夜は行灯のように灯る。
2020年3月21日 テレビ朝日「渡辺篤史の建もの探訪」放送
https://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/
Design Anthology Asia Edition Issue 24 掲載
https://designanthologymag.com/product/design-anthology-24
architecturephoto.net 掲載
https://architecturephoto.net/90477/
photo by fumika morito.
text by fumika morito + shingei katsu.
site area: 244.24m2(一般向け住宅棟) 719.66m2(ふれあい交流センター棟) 552.60m2(センター広場・雁木棟)
building area: 147.96m2(一般向け住宅棟) 209.30m2(ふれあい交流センター棟) 79.58m2(センター広場・雁木棟)
gross floor area: 128.07m2(一般向け住宅棟) 191.13m2(ふれあい交流センター棟)
number of story: 1
人口減少と過疎高齢化という問題を解決するために計画された、住宅と高齢者福祉施設の中間的形態を目指した村営施設のうち、一般向け住宅、ふれあい交流センターおよびセンター広場、広場を取り囲む雁木棟を担当した。
ふれあい交流センター棟は高森集落の核として位置づけられたセンター広場に面してわずかに弧を描いた軒下空間をつくりだしている。
集落の日常的な交流や協働、高齢者のショートステイ等にも利用される。
一般向け住宅棟(子育て世帯用)は高齢者の共用スペースを軒下空間にあわせ持ち中庭とセンター広場を結びつける。
集落景観の背景となるような外観を心がけ、詳細部で公と私の空間の違いを表現している。
新建築 2018年2月号掲載
http://www.japan-architect.co.jp/jp/works/index.php?book_cd=101802&pos=7&from=backnumber
photo by fumika morito.
未来の建築の可能性を考えるにあたり、あえて提案したいキーワードは「装飾」です。
私たちは建築にもアートにも共通するテーマとして、「装飾の再考」を目指しています。
「装飾」という言葉は現代建築において、葬り去られたかのように考えられがちな概念ですが、本当にそうなのでしょうか。
「装飾」の定義が「特にそれ自体が機能を持たず視覚的美感に訴えるもの」だとすれば、機能のない視覚的美しさ一般を装飾と呼ぶこともできるのかもしれません。
今日の建築における植物や緑化の扱い方の中には、審美的判断があるのではないか。
植物を用いる事による視覚的美とは、つまり植物による装飾なのではないか…。
自然と建築、また二次元的と三次元的との関係の新たな可能性を考えるために、装飾という概念を今一度再考することに意味があるのではないかと考えています。
http://bunka.aij.or.jp/2016/pp/1838/
新建築 2016年12月号掲載
http://www.japan-architect.co.jp/jp/new/book.php?book_cd=101612
text by fumika morito + shingei katsu.
2030 The Future of Japanese Architects— Architectural Practice in Japan
建築師 Taiwan Architect No.503 interview
隈研吾建築都市設計事務所、團紀彦建築設計事務所、2.5 architects
訪談人:王吟方(Yinfang Wang)
OPHELIA IV, 2015
2.5 architects Fumika Morito + Shingei Katsu
vinyl sheet, aluminium composite panel, stone
Work for Nakanojo Biennale 2015
Nakanojo Biennale ART WORKS 2015掲載
http://nakanojo-biennale.com/news/art-works-2015
OPHELIA III, 2015
2.5 architects Fumika Morito + Shingei Katsu
cloth
Work for Nakanojo Biennale 2015
Nakanojo Biennale ART WORKS 2015掲載
http://nakanojo-biennale.com/news/art-works-2015
OPHELIA II, 2015
2.5 architects Fumika Morito + Shingei Katsu
vinyl sheet, aluminium composite panel, rice
Work for Nakanojo Biennale 2015
Nakanojo Biennale ART WORKS 2015掲載
http://nakanojo-biennale.com/news/art-works-2015
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