


「青海三丁目 地先の肖像 I」作品集 販売中
https://minne.com/items/32201493
プロジェクト詳細
青海三丁目 地先の肖像 The Portrait of Aomi 3-chome Frontier
for Tokyo Biennale 2020/2021 Social Dive Project
https://25-architects.com/2020/02/24/青海三丁目-地先の肖像/
「青海三丁目 地先の肖像 I」作品集 販売中
https://minne.com/items/32201493
プロジェクト詳細
青海三丁目 地先の肖像 The Portrait of Aomi 3-chome Frontier
for Tokyo Biennale 2020/2021 Social Dive Project
https://25-architects.com/2020/02/24/青海三丁目-地先の肖像/
Bunji Wall
Installation for Bunji Dormitory @ 国分寺
11/3-23
地域との共生を目指す寮へ作品を納めました。住民の皆さんに日々出るコーヒーの出がらしを材料として提供してもらいました。
地域の皆さんへ公開した手紙を以下に記します。
この土壁は、東京の建設残土、皆さんが集めてくれたコーヒーの出がらしをしっくいで練り上げてつくりました。
製作した日は雨が降ったりやんだりで、地下を流れる水のゆらぎを感じながら手を動かしていました。ここは国分寺崖線のふもと、水の集まるところなのだなぁ、と実感したのです。
土という感触的な記憶、すなわち皆さんそれぞれのもつバックグラウンドと、寮の始まりのクルミドとも接続する、生活を共にした証のコーヒーがあわさり、おだやかな水面のように馴染んで行きますように。
photos and text by fumika morito.
Mizuito workshop/installation at senior-high school in Osaka
大阪の高校にて、ワークショップを開催しました。
水糸を用いて建築材料に触れ、抽象的な思考のトレーニングと実践を通して、物を作る楽しさを探求学習プログラムとして実施いたしました。
photos by fumika morito.
Signal
Installation for Trolls in the park 2020 @ 善福寺公園, 桃井第四小学校
11/3-23
ウィルスによって全世界で人々は接触を避けるようになり、分断が起こり、それでもなおコミュニケーションを求めるこの時代。
明日への道筋を照らす暗闇の中の灯台のように、そっと密かなサインを送り続けてくれる存在を紡ぎます。
http://www.trollsinthepark.com/portfolio/2-5-architects/
photos and text by fumika morito.
青海三丁目 地先の肖像 The Portrait of Aomi 3-chome Frontier
for Tokyo Biennale 2020/2021 Social Dive Project
この土地は、最終処分場として都市のゴミを一手に引き受けながら、オリンピックの会場となるはずの場所だった。一刻一刻姿を変えるこの場所で、どのような地霊(ゲニウス・ロキ)を見出すことができるだろうか。
地質学者によると、現代は奇跡的に海水面が安定している時代だという。沿岸部や埋立地に都市が発達したが、またいつ海水面が変化するかわからない。「青海3 丁目地先」は、地球規模の視点から見れば刹那的な、しかし人間の視点から見れば多くの年月をかけて作り出した埋立地である。そこは都市の最前線であると同時に、最初に無くなる都市なのかもしれない。
note「青海三丁目 地先の肖像」
https://note.com/2_5architects/m/mbbc2954c5ce3
Instagramタグ:#青海三丁目地先の肖像
Tokyo Biennale 2020/2021 公式サイト
https://tb2020.jp/
https://tb2020.jp/project/the-portrait-of-aomi-3-chome-frontier/
images by fumika morito + shingei katsu.
text by fumika morito + shingei katsu.
2019年初秋・葛沁芸撮影によるラトゥーレット修道院の写真を出展
フォトコンテスト3位入賞
写真家・小川重雄氏より小川賞受賞
https://request.asj-net.com/photo-yokohama2020
photo by shingei katsu.
水羽衣
「水」を表現する。瑞々しく、柔らかくときに硬質に、浮力を生じさせ、空気とも一体となる。
1つの色に染まらず、透明で、波打ちながら重なり合う。そんな「水」の様を、布を使って表す。
橋の下に今も昔も湛えられている「水」が未来をうつしゆくとき、どのような像を結ぶのだろうか。
水・布・雀色によって形作る、「水鏡」として時間をうつすのれんである。
素材:オーガンジー、染色生地
技法:プリーツ加工、ドレープ、ファゴディング
日本橋めぐるのれん展一次審査通過作品
image by fumika morito.
カスミソウとシャビーなグリーンを基調とし可憐な雰囲気にまとめました。
photos by fumika morito.
13篇の詩の一部を手に取って参加してくださった皆様、どうもありがとうございました。以下に全文を公開いたします。
—
「一双の物語」
聞いてほしいんだ
僕と僕の大切な人の事を
僕らは一つだった
僕は君で、君は僕だった
青い空と蒼い水
たゆたう中で境目を探した
それがはじまり
僕らは波の音が絶え間ない場所にいた
ここよりもずっと遠くにね
たくさんの息吹がまわりでひしめき合って荒々しくもにぎやかだった
あるとき、僕らを強く細く呼ぶ声が狭間から聞こえたんだ
「 」
その声をたどって、暗がりを進むように長い旅をした
声に近づく
だんだんまばゆくなる
ここだ、と君は言った
遅野井、とよばれたこの地には、人々が耕す田が幾重にも広がっていた
ああ、この為にここにたどり着いたのか
陽の輝く中、そう思った
守るべき場所があるのはよい
僕と君は語った
手を携えて、ゆっくり、ゆっくり、この地に水をたたえ、根をおろそう、と
多くの人がこの地に潤いを求めてやってきた
幾度となく僕は雨を降らせ、君は池を湧水で満たした
いろんな名で呼ばれた。
「 」「 」「 」
多くの時が流れた
いつからだろうか、薄い帳に閉ざされたように、君の声が少しずつ遠ざかっていったのは
つないでいたと思っていた手が交わらなくなったのは
いまや君を呼んでもかすかな気配
だから、伝えてほしいんだ
雨の日は君への音色なんだと
晴れの日は君とこの地へたどり着いた日を思っていると
閉ざされても、永にこの地を潤そう
そう、君は僕と一双のこの池の主なのだから
—
Instagram tag: #一双の物語
text and photo by fumika morito.
無限に広がる方眼紙のようなグリッド(格子)を思い思いの色に塗ってもらうことで、色の集合によってインスタレーション空間を作り上げるワークショップ。
建築体験の初源的要素である色彩と空間とに焦点を当てて、グリッド・ペイントを通じて建築空間を感じる感受性を養うことを目指した。
参加者は画材を使用して、配布された方眼用紙に自由に着彩。これらを列柱に貼ってゆくことで、グリッドの空間性と、人々の感性の多様性を可視化してゆく。
text by shingei katsu.
photo by fumika morito.
photos by fumika morito.
茶畑の形は、長い間人々が地形と寄り添いながら築いてきたと思わせる魅力がある。
その美しい茶畑の風景を、掛川市内北から南まで撮影して回り、絵巻物として編成。のれんのように駅前の施設に掲げた。
全長21.5mの大のれんの下を通り、茶畑を揺らす風を想起してほしい。
掛川駅前we+138にて期間限定展示
https://www.chaennale.jp
by fumika morito.
日本とフランスの友好160 周年を記念した、建築を通した文化交流プログラム。
両国から3組ずつの若手建築家が参加し、1組ずつペアを組んで、住宅デザインに向けた共同ワークショップを開催。その模様を随時公開しながら、異国間の共同デザインの可能性や、建築設計の面白さを展示空間に表現した。
本展では、模型やパネルの展示だけでなく、フランス現地で撮り下ろされた出展建築家の作品映像やインタビュー映像、さらに作品以外でそれぞれの思想的背景を表現するディスプレイ展示によって作家の特質を多彩に魅せた。
本展終了後には、ワークショップのペアごとに実際の日本の敷地・施主に対して住宅の設計案を提案し、来年の実現に向けて共同する。
http://www.adan.or.jp/news/event/2100
https://corporate.asj-net.com/culture/event20180804
最小限の宗教施設としての寺:「蟲寺」の計画である。「縮小の美学」を体現する人外の生命体である「虫」は、微視的世界を司る者として、ひとつの象徴的存在たり得るのではないかと考えた。
大地に蔓延る幾万もの虫たちの生命を集合体的に捉えて「蟲」と呼ぶこととする。「蟲寺」には蟲の微視的世界を四面の障子絵として表現した「蟲界曼荼羅」や、玉虫の標本を本尊とした「玉蟲厨子」等を設置し、最小限の宗教空間でありながらも、仏教の様々な儀式になぞらえた行事が行える「方丈」として計画する。会期中を通して行われる行事や、盂蘭盆会の頃に行われる特別行事を通じて、越後妻有を生きる「蟲」の世界を、来訪者が五感を通して様々な形で体験してもらう空間を提案する。
by fumika morito + shingei katsu.
静岡県掛川市の土と市民から提供される茶殻を使用し、「お茶の葉入り日干しレンガ」を作製した。これをを積み上げて構造物とし、青空茶室として掛川市庁舎前に屋外展示を行った。
茶殻の収集のために市民への呼びかけから始まり、500 個を超えるひとつひとつのレンガの作製も市民の参加によるものである。
「お茶の葉入り日干しレンガ」という新しいマテリアル開発のために、度重なる試作と強度実験を行った。
このプロジェクトはADAN Architects of the Year 2017「越境プロジェクト」展にも展示された。
http://www.adan.or.jp/news/event/1832
建築設計06「越境プロジェクトを求めて」掲載
http://www.store.adan.or.jp/items/10194166
JIA ゴールデンキューブ賞2019/2020 組織部門 特別賞受賞
http://www.jiagoldencubes.com/result.html
by fumika morito.
http://www.eastwest-artlink.net/ewaac2017-london
photos by EWAAC
work by fumika morito.
Summerium
冬の間にしか存在しえない、雪と氷の建築物を建てることを考えた。建物そのものは暖かくなると溶けて水になり、消失する。建物を形作る一つ一つの氷塊の中に、「夏」が封じ込められ、保管されている。
「夏」の保管庫のような、小さな倉庫、あるいは博物館を計画する。雪と同化したかまくらのような小さな建物の中に入ると、凍らせた「夏」の標本が内部空間にびっしりと詰まっている。止められた「夏」の時間、それは過ぎ去った季節の残骸でもあり、再び巡り来る季節の予兆でもある。
抗いえない季節の実在とともに、その儚さをも表現するものとして、「Summerium」と名付けられた氷の建築物を提案する。
展示物を内包した氷ブロックを作成し、石造建築物のようにそれらを積み上げて雪原に氷の建築物を建てる。氷の建築物の外観はかまくらのように、雪に埋もれて雪原と同化している。
Winterium
建物内の空間の中に「冬」を監禁することを考えた。建物より一回り小さい立方体を設置し、その中に「冬」を充填し、閉じ込める。そこは「冬」を保管する倉庫であり、また「冬」という季節の一つの標本を展示する展示室でもある。
永遠に続くかと思われた「冬」がいつの間にか消え去って季節が巡り、春が過ぎ去り、そして夏が来た時、この標本化された「冬」は季節の移ろいやすさを映す鏡として、あるいは永い「冬」を象徴する記号として鑑賞者の目前に置かれる。
「Winterium」と名付けた、仄暗く、そして白い「冬」の塊が閉じ込められた空間の提案である。
建物の内部に入ると、白い部屋の四周を巡ってこの部屋に閉じ込められた「冬」の景色を観察することができる。「冬」の部屋には立ち入ることはできず、四周から、あるいは階段を上って少し上から観察するのみであるが、霧の冷気が手の届かない「冬」の気配を伝えてくる。
by fumika morito + shingei katsu.
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