水羽衣
「水」を表現する。瑞々しく、柔らかくときに硬質に、浮力を生じさせ、空気とも一体となる。
1つの色に染まらず、透明で、波打ちながら重なり合う。そんな「水」の様を、布を使って表す。
橋の下に今も昔も湛えられている「水」が未来をうつしゆくとき、どのような像を結ぶのだろうか。
水・布・雀色によって形作る、「水鏡」として時間をうつすのれんである。
素材:オーガンジー、染色生地
技法:プリーツ加工、ドレープ、ファゴディング
日本橋めぐるのれん展一次審査通過作品
image by fumika morito.
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